カラス撃退の難しさとは

  • カラス撃退の難しさとは

    • 生活環境の中での身近な鳥害といえばハトやカラスですが、対策の難しさという点に於いては間違いなくハトよりもカラスのほうが上で、これはカラスの優れた頭脳がゆえの難しさだと言えます。

      カラス撃退グッズとして様々な品がありますが、どれもカラスが自分にとって害はないのだと認識した時点でカラス撃退の効果は失われます、たとえばカラスの天敵でもあるタカの模型や大きな目玉をデザインした風船、あるいは風向きによって光を反射する板を使った仕掛けなど、設置したすぐはカラスも警戒をするのですが、これは見慣れぬものがそこにあるための警戒で、それらが自分に接触を図ろうとしたり攻撃を加えてくるのではないのであればすぐに慣れて警戒しなくなります、ただし、夜間などにカラスに気付かれぬよう位置を変えるなどの工夫をすれば初期の効果をある程度長続きさせることは可能です。

      カラスの嫌う匂いで撃退しようという品もありますが、カラスは視覚は大変発達しているのですが嗅覚は鈍感なので効果の程は定かではない上に近所の住人にとっても嫌な匂いとして迷惑をかけてしまう可能性があります、また、突発的な破裂音のような大きな音で脅かすという方法もあります、これは確かに脅かすには効果的なのですが、匂い以上に近所の迷惑になるでしょう。


      現段階で効果的なのは防鳥ネットとテグスを用いた仕掛け、そして人の手による鏡やレーザーを使った光で脅かす方法です、防鳥ネットはベランダなどに張ってカラスの害を防ごうというものですが設置は誰でも簡単というものではありません、ゴミ置き場のゴミに被せる場合は防獣ネットとしても販売されていますが網の目は指が通る程度に詰まったものが好ましく、この大きさならば首を突っ込んでごみ袋をつついたりもできません、ただし、風で一部がめくれていたりすると効果は落ちます。

      そのごみ袋については黄色い袋が荒らされずに済むという評価もあるようですが、カラスはエサ目的でなくともイタズラでごみ袋をつついて穴を開けることがあり、そこから偶然エサになる食べ物が出てきたりすると学習し、袋の色に関わらずまずは穴を開けてみるという行動に出るようになるのでごみ袋の色に頼るのはあまり期待できません。

      テグスはピンと張った数本を平行せずに張る一方で数ヶ所で単に垂らしておくとより効果的です、カラスは体に何かが触れるのを嫌いますのでテグスに気付くと警戒し、うっかり羽や足を掛けようものならその後は長期間寄り付こうとはしません。
      鏡を使う方法は晴れた日にカラスに向かって太陽の光を反射するだけなのです、視覚への大きな刺激となりカラスは逃げて行きますが天候と太陽と鏡との位置関係に左右されます、その点、レーザーポインターを使った光では天候の影響は受けませんが人に向かって照射しないように気をつける必要があります、出力は25mW程度のもので充分で視認性の高いグリーンレーザーを使うのが最も効果的です、しかしながらこれらの光を使った方法は人による手動の対策なのでいつでも可能なわけではありません。


      結局のところ無人の状態で完全にカラス撃退を実現できる方法は今のところありません、時には身振り手振りでカラスを追い払いつつも複数の方法を組み合わせて対策を講じるのが最善と言えます。

















  • 関連リンク

    • 家中ゴミで溢れ道路にまではみ出しているゴミ屋敷は、たびたびメディアで取り上げられ社会問題になっています。ゴミ屋敷の問題は、悪臭や害虫などが増えることなどの衛生面など近隣住人とのトラブルに発展します。...

    • タバコを吸い始めの頃はそれほど気にならなかったのに、ある日鏡を見て歯が茶色や黒になっていくことに気づいてびっくりしたという経験を持つ人は多いでしょう。これは、歯にヤニがついてしまったために起こす現象で、タバコを吸っている人の多くが悩んでいる問題でもあります。...